紫微斗数の中でも「飛星派」と呼ばれる流派では、命盤を「宮がそれぞれ独立した意味を持つもの」としてではなく、「宮と宮が四化によってつながり合い、一つの物語を作っているもの」として読み解きます。この「つながり」を指す言葉が「串聯」、あるいは「串連」です。

一般的な紫微斗数における意味

台湾で発展した飛星派の紫微斗数では、それぞれの宮に割り当てられた天干をもとに、化禄・化権・化科・化忌という四化がどこから発生し、どの宮へ「飛んでいく」かを追いかけます。ある宮の天干は、必ずこの4種類の変化を生み出しますが、その変化が向かう先の星が、たまたま同じ宮の中にある場合、これを「自化」と呼びます。そして、残りの変化が別の宮にある星へ向かう場合、その動きをまとめて「四化飛星」と呼びます。つまり自化と四化飛星は、同じ宮の天干が生み出す変化の「行き先の違い」であり、表裏一体の関係にあります。

四化飛星によって、ある宮の変化が別の宮へと向かい、その宮にも同じ種類の自化があれば、そこからさらに次の宮へとつながっていく、というように、宮から宮へと道筋が伸びていくことがあります。この道筋そのものを指して「串聯している」と表現します。

飛星派を体系化したことで知られる台湾の紫微斗数家・梁若瑜氏の解説では、宮位の象意(意味)を骨格にたとえ、四化による串聯を「筋肉」にたとえています。骨格である宮位の意味だけでは動きのない設計図に過ぎず、そこに四化の串聯という筋肉が加わることで、初めて出来事の方向性や軽重までも読み解けるようになる、という考え方です。

宮﨑流紫微斗数での見方

宮﨑流紫微斗数では、串聯を「自化」を軸にして判断します。宮﨑流では、どの条件が揃えば自化による串聯が成立し、あるいは途中で途切れるのかについて、独自の判断基準を用いています。具体的な判断基準については、実際の鑑定の中でお伝えしています。

実際の鑑定での使われ方

当サイトの鑑定では、それぞれの宮を単独で見るのではなく、串聯によってどの宮とどの宮がつながっているかを確認した上で、命盤全体を一つの流れとして読み解いています。一見バラバラに見える出来事が、実は一本の線でつながっている、ということも少なくありません。

■ 宮﨑流紫微斗数ではこの星が関係しています

どの宮とどの宮が、自化によってつながっているかを確認しながら読み解いていきます。